肉球大好き、岩国スタッフのAです。

うちにはアメリカで里親として預かり、その後家族にお迎えした六本指のロクちゃんがいます。

ロクちゃんは茶色ですが、兄弟はシャム系、なんと7本指でした。
ロクちゃんは、まるでミトンのように親指があります。
この親指で握力?があるらしく、普通のニャンコじゃあ開けられないようなドアもソソソと開けてしまいます。
水がたっぷり入ったコップも、重さのある物もツツツと落としたりして、床に飛び散る水を静かに眺めています。

そんなロクちゃんが生まれたアメリカでは動物保護がとても盛んです。
アメリカ全土にある大型チェーン店では生体は売られておらず、逆に保護団体が保護して家族を探している保護猫がケースにいたりします。


子犬や特定の犬種が欲しければブリーダーさんから直接購入することになるようですが、私がいたフロリダではシェルターに出向きその場ですぐ家族に迎えるという事が可能でした。
私がボランティアしていたシェルターはNo Killシェルターで、病気やケガなどを除いて基本安楽死は行っていませんでした。
ですので、保護されて何年間もシェルターで過ごしているワンコもいます。家族が見つかるまでずっとシェルターで保護してくれるんです。


ボランティアする側にも負担が少ないよう、また楽にボランティアできるよう餌からペットシート、猫の砂などなんでもシェルターから提供してくれます。
日本の家屋は畳があったり、木でできていたりとなかなかボランティアする側も難しくはありますが、いつの日か日本でも里親制度が広まって、動物の安楽死が当たり前ではない世の中になることを願って。