オーストラリア1年目、ワーホリ1年目のSさん(22歳・男性) にお話しを伺いました。
SCOTS English Collegeでは、発音矯正コースのPRONCOMに10週間通っていて、今はちょうどコースの半分を終えたところです。
今回は、前編として語学学校をテーマに取り上げます。オーストラリアでの生活をテーマにした後編も近日公開予定なのでお楽しみに!
Kanaさんの回に引き続き、現地シドニーでインタビューを担当したのは、アメリカ支部サンディエゴスタッフのYuです。
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Yu:どういう経緯でオーストラリアに来られたんですか?
Sさん:いま22歳で、3月に大学を卒業してすぐにオーストラリアに来ました。大学は理工学部でプログラミングや統計学の勉強をしていて、自分に全然向いていないなと感じて。どうしようかと思った時に、ダンスを大学の時にやっていた関係で、英語や海外の文化が好きだなと思って。自分の学部の勉強が好きではなかったので、海外に行ってみたら変わるかなと思ったので行こうと決めました。
Yu:卒業して来られたということは、学生ビザではないですか?
Sさん:ワーホリビザです。オーストラリアに昔住んでいた人が周りにいて、多文化主義のオーストラリアは住みやすいからとおすすめされました。オーストラリアできちんとお金を稼ぎながら、学校にも通って、英語の環境に身を置いて、英語を上達させたいと思って、ワーホリビザを選びました。
Yu:学校はどうやって選んだのですか?
Sさん:学校はできるだけ安くて、日本人が少ない、スピーキング重視のところを少しずつ調べました。英語は読むだけで疲れてしまうので、日本語で調べました。
準備期間はぎゅっとまとめて3ヶ月です。難しいのはビザ自体と、住むところ、語学学校です。住むところは、大学4年生の時に通っていたプライベートレッスンの英語の講師のご両親が運良く受け入れてくれることになりました。決まったのは出発1ヶ月前とかです。そんなに準備に苦労はしていないです。
Yu:素晴らしい行動力ですね。
Sさん:行動力はある方だと思います。シャイだし内向的だけど、やりたいことに関しては突き進むタイプなんです。
Yu:これまで海外に行ったことはありますか?
Sさん:留学前に、海外は一応行っておいた方がいいだろうと思って、旅行で韓国に行っただけで、長期はオーストラリアがはじめてです。清潔感とか、日本と同じではないけれど、2ヶ月いたら慣れてきました。
Yu:最初は一般英語のクラスにいたそうですが、今はPRONCOMに入って、変わったところはありますか?
Sさん:自分のスピーキングに自信がつきました。自分の発音する音が変わったと思います。発音する時の口の形や仕組みを頭で理解しているから、自然とできるようになってきました。RとLはどう違うかとか、理工学部だった時の影響で、理論的に学ぶと理解しやすいんです。

Yu:PRONCOMではどういう風に授業が進んでいくのですか?
Sさん:最初は発音記号、母国語別にその人が苦手な音を先生が矯正してくれます。ピッチ・アクセント・ストレスなどを細かく学んで、ネイティブの発音に近づけていきます。
先生も2人体制で最近コースの後半に入ったばかりで先生が変わりましたが、心を開いて快適に授業を受けられていると思います。
Yu:PRONCOMをSCOTSで受けてみてよかったことはなんですか?
Sさん:先生が本当に真摯に向き合ってくれて、厳しくできるまでやってくれるところです。発音が間違っていたら、何回も繰り返して真似して発音する練習をしてくれます。ルールを守っていなかったり、態度が悪い人がいたら、きちんと怒ってくれます。先生が一番魅力的だと思います。
あとは、生徒同士が自分と同じ地域から来た人同士で過度に関わらないようにしています。一つのテーブルに、日本人だけ、南米系だけとかではなく、しっかり散らばっています。これは誰かに言われたわけでもなく、自然と。自分自身も、最初から日本人に頼らずに頑張ろうと思っていました。PRONCOMは年齢層が高かったり、志が高い人が多いんだろうと思います。GE(一般英語コース)も内容は違えど雰囲気は似ているので、これはSCOTSのカラーだと思います。
Yu:学校に行かずにすぐに働きたいっていう人がワーホリビザの方々の間で最近増えているそうですが、学校に来た選択自体はどうですか?
S:いやもう、大正解です。絶対に来てよかった。僕は人生で初めて学校が楽しいと思っています。正直全然大学より楽しいです。素晴らしい先生たちのおかげで、勉強が楽しいです。
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前編はここまで!オーストラリア1年目のSさんは、海外で叶えたい大きな夢へのスタートの舞台にオーストラリアを選びました。自分の目指す姿に早く近づくために、SCOTSではコースを柔軟に変更できるので、出発前に決めたプラン通りに行かなくても大丈夫。もっと積極的に話したいと思って一般英語からPRONCOMに変えたSさんのような生徒もSCOTSでは珍しくありません。限られた時間の中で、学校での学びを最大限有意義にできる選択を、私たちETもサポートします!
後編では、Sさんが外国で英語が自分の言語としてまだ自由に使えない中でコミュニケーションをとるコツや、ワーキングホリデーを有意義なものにするためのマインドセットについて話していただきました。
それでは、また次回!Cheers🇦🇺
